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校長講話

201603.02

校長講話_44「イースターについて」

DSCN3236.JPG 今朝はイースター、復活祭についてお話しします。今年のイースターは3月27日です。イースターとは十字架につけられたキリストが、3日目に蘇ったことを祝う日です。イースターの46日前、今年は2月10日の水曜日でしたが、その日を「灰の水曜日」と言います。以前人々が自分の悪かったことを心から認め、灰をかぶったことから灰の水曜日と呼ばれています。灰の水曜日から、イエスキリストの受難と復活について私たちが想いをめぐらす日々が始まります。46日間のうち、6回の日曜日を除くと、40日になり、この期間を四旬節(しじゅんせつ)と呼びます。四旬節の旬とは10を表す漢字です。上旬、中旬、下旬の「旬」です。

 さて、イースターの日は毎年異なります。昨年は4月5日でした。皆さんは世界史で習ったと思いますが、325年に開かれた「ニケーア公会議」でイースターの日について決められました。今から1691年前のことです。公会議とは、「公(おおやけ)の会議」と書きますが、全世界のキリスト教会から代表者が集まって、キリスト教に関わる様々なことを決定する会議です。そのニケーア公会議で、イースターの日取りは次の様に決められました。

「春分の日の次の満月の後の、最初の日曜日」

 今年の春分の日は3月20日の日曜日で、次の満月の日は3月23日です。その後の最初の日曜日がイースターですので、3月27日となります。

今が、キリストの受難と復活を想う「四旬節」の期間中であることを心に留めて日々を過ごしていきましょう。

今日は、中学3年生がオーストラリア研修に向けて出発します。中学3年生の皆さん、気を付けて行って来て下さい。

(3月2日、放送朝礼より。写真と本文とは関係がありません。)

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