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校長講話

201602.24

校長講話_43「10年かけて見つけた夢」

IMG_5243.JPG 皆さんは元サッカー選手の中田英寿さんを知っていますか。中田さんは2006年に現役を引退しましたので、高校2年生でも彼の現役時代を覚えているという人はいないかもしれません。

 中田さんは日本代表チームが、フランスで行われたワールドカップに初出場した時の中心メンバーでした。現在、本田圭佑選手がプレーするイタリアのリーグで活躍し、その存在を海外のサッカーファンにも強く印象付けました。

 私が、印象に残っているのは、競技場での姿はもちろんですが、イタリアでのプロ時代の記者会見です。地元メディアの取材に、微笑みを浮かべながら、なめらかなイタリア語で受け答えをしていました。どうやってイタリア語を習得したのだろうと驚きました。

 その中田さんのインタビュー記事を最近読みました。彼は昨年、日本文化を海外に積極的に伝える会社を設立し、その社長に就任したそうです。2006年のワールドカップドイツ大会の後に現役を引退してから、サッカーに代わって自分の情熱を注ぎ込めるものを探して、世界各地を旅したとのことです。2009年から日本を旅し、日本国内の食文化、伝統文化の担い手を訪ね歩きました。そして、10年かかって、ようやく一つの夢に辿りつきました。夢を見つけるのに10年かけたのです。その夢は「日本の食文化やものづくりを世界に広める」という夢です。元サッカーの有名選手が、「日本の食文化やものづくりを世界に広める」という夢を新たに持つ。そこに至る道はどのようなものであったのか。興味を掻き立てられます。

 中田さんは次のように言います。

「サッカーを辞めて以来、次に取り組む人生がなかなか見つからなかったが、10年かかって、ようやくその出発点に立つことができた。」

 皆さんの中にはまだ将来の夢が見つかっていない人もいることでしょう。中田さんの話を聞くと、夢が見つかっていないことは、不安ではなく、これからの楽しみだと思えてきませんか。夢を見つけるのに10年、とても素敵なことだと思います。

(2月24日、放送朝礼より。写真と本文は関係がありません。)

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