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清泉メッセージ

201406.19

No40「心から楽しめるその瞬間を信じて」

IMG_5196.jpg考査が終わってほっとする間もなく、英検、清泉祭と続きました。精神的にも体力的にもつらく感じることが多かったことでしょう。面倒だなと思うことをそれぞれが抱えていたことと思います。しかし、その状況であっても粘り強くあきらめずに、面倒なことやつらくしんどいことも前向きにとらえていくことが大切です。

以前「やることが多ければ多いほど、しんどいけれど楽しもう」と私に話してくれた生徒がいます。
 
彼は部活の最後の大会の直前に、文化祭も近づき、3年生の大事なテストもひかえているという状況でした。どの生徒も「なんでこんなにやることは多いんだよ」とか、「こんな時期にテストとかやってられないよ」などと嘆くばかりでしたが、彼は違いました。なぜ「楽しもう」といえるの?ときいてみると、「正直、毎日がきついから」と答えたのです。
 
私はハッとしました。私自身も毎日に追われるばかりで余裕がなく、「毎日毎日嫌だな。やることがたくさんあるし、何から手をつけたらいいかもわからないし」という、どんよりした気持ちで毎日を過ごしていたことに気づかされました。

彼はそういうきつい状況だからこそあえて「楽もう」とプラスの発言をし、自分を奮い立たせていたのです。その生徒は自分の受験勉強のときでも、全くわからない状態から、必死に受験勉強のつらさを「耐える」、というよりも「楽しみ」、彼は合格発表前日には「勉強することを心の底から楽しめた」と言っていました。そして、到底手が届かないだろうと思われていた大学の合格通知を手にしたのです。

私も様々なことに追われて気持ちに余裕のないときもありますが、そんなときこそ「楽しむんだ」という前向きな気持ちを忘れないようにしています。実行するのは非常に難しく、気持ちの切りかえができないときもありますがそうするように努めています。

その実行によって精神的なコントロールができるようになり、大きな成長につながるのだと信じています。皆さんも、ただつらいだけの毎日ではなく「心から楽しめる」その瞬間を信じて、自分をコントロールし、何事に対しても前向きにあきらめずに頑張ってみませんか。

(本文と写真は関係がありません)

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