先日、NHKの朝の連続テレビ小説「あさが来た」という番組を初めて見ました。その主題歌がとても素敵だったので、調べたところ、AKB48が歌う「365日の紙飛行機」という曲でした。もう皆さんのほうがよく知っていると思いますが、少し歌詞を紹介します。

＜人生は紙飛行機　願い乗せて飛んで行くよ　風の中を力の限り　ただ進むだけ
その距離を競うより　どう飛んだか　どこを飛んだのか　それが一番大切なんだ
さあ心のままに　365日　飛んでゆけ　飛んでみよう＞

この歌詞の中で一番心に残ったのは、「その距離を競うより、どう飛んだか、どこを飛んだのか、それが一番大切なんだ」というところでした。

僕の紙飛行機は、年で大分傷んでﾞきていますが、それでも自分なりに精一杯飛んでみようという希望を与えられました。若い皆さんには、明日への飛行の、大きな励ましになる曲ではないかと思います。

2016年、新たな年に、皆さん一人ひとりがどのような紙飛行機を飛ばすのか、楽しみにしています。ではよいクリスマス、よい年をお迎えください。

（2015年12月17日、放送朝礼より。写真と本文とは関係がありません。）