メニュー

お知らせ

長野清泉女学院中学・高等学校 > >

News 清泉メッセージ

清泉メッセージ

201504.22

No55「箱清水修道院長シスター窪寺のお話し」

IMG_9713.JPG(大橋校長) 皆さんは、学校の北側に聖心侍女修道会の修道院があるのをご存知ですね。新入生の方は聖心館の廊下から見えますので、後で見て下さい。今朝は修道院の院長、シスター窪寺からお話をして頂きます 。では、シスター窪寺、お願いします。

(シスター窪寺)
おはようございます。お隣の修道院・シスタースの家で生活している窪寺です。どうぞよろしくお願いいたします。
 
こんなに近くで生活していますのに、あまり知られていないのが修道院のことだと思いますので、今日は私たちシスタースのことについて、少しお話しさせていただきます。

正式な名前は「聖心侍女修道会」と言い、世界25カ国で仲間が生活しています。私たちは年齢も出身地も国籍もことばも受けた教育も文化もまったく異なりますが、一緒に共同生活をしています。様々な違いを超えて私たちを結び付けているものは、創立者ラファエ ラマリアさまの精神なのです。ラファエラマリアさまが大切にされた思いとは、「祈ること」と「神様のために働くこと」です。すでに上級生の皆様は体験していらっしゃる祈りを、日々最も大切な使命のひとつとして、心をこめて行っています。身近な問題から、世界の問題まで、特に祈りを必要としている人々のために祈っています。ですから、皆様の学校のため、またお一人ひとりのために、そして卒業生のためにも祈っています。

「神さまのために働くこと」としてラファエラマリアさまが選ばれたのは、教育のために働くことです。教育活動のために働く・・特に貧しい人々、恵まれない人々のために働くことをラファエラマリアさまは望んでいらっしゃいます。そして、それらの活動を支えているのが共同体です。違いを超えて、姉妹として生活する「共同生活」が私たちに力を与え、支えてくれています。今の箱清水修道院は全員日本人ですが、普通は多国籍メンバーで構成されています。 生活の中で、お互いの違いを受け入れるのはとても難しいですが、 日々笑ったり、怒ったりの生活の中で、絆を深めています。難しいだけに、交わりが深まった時には喜びも大きいです。私たちは、共同生活から力を得て、派遣された場所で、与えられた仕事を通して、自分の使命を果たしていきます。興味をもたれた方は、ぜひお隣の修道院を訪問してください。私たち一同は、大喜びで歓迎致します 。お待ちしています。
 
今日という日が、恵みに満ちた一日でありますように。

(4月22日放送朝礼より。 写真:シスター窪寺、 写真バック:本校・聖心館より見た修道院。)
 

Contactお問い合わせ

お気軽にご相談ください。

Tel.026-234-2301

Fax.026-234-2303

error: Content is protected !!