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清泉日記

202005.14

No.438 清泉スタサプ通信vol.3

緊急事態宣言が延長される中、GWが明けて本校では分散登校が始まりました。登校日ではないクラスは、オンラインによる朝礼を実施しています。桜の季節を自宅で自粛して過ごした生徒たちからは、登校時の景色の変化に驚く声が聞かれました。今週の校長先生と生徒たちとのやりとりをお届けします。

5月8日(金)校長より

 「学校周辺の木々、また近くの山はいつの間にか新緑で覆われています。ついこの間まで葉を落としていた木々に瑞々しい青葉が一杯に茂っています。秋の紅葉も美しいですが春のこの時期の青葉も生命力にあふれていて見ていて飽きることがありません。長野のように四季がはっきりとしていてそれぞれの季節を味わえる場所に暮らせていられるのは、ありがたいことだと思います。皆さんの中にはスケッチをなさっている方もいるようですが、是非この5月の良さを味わって生活していきましょう。」

生徒より

「今日登校して、友達とも楽しく過ごせたし、勉強などを頑張っているのも友達と一緒なんだと思って安心できました。」

「一か月ぶりに学校に行きました。一か月ぶりに入る教室、一か月ぶりに会うクラスの友達、来れてよかった、会えてよかったと思うのと同時に、一日一日楽しく過ごせることがとてもありがたいことなんだと改めて感じました。」

「久しぶりに学校へ行ってみると、勉強の不安が減るだけでなく、友達と他愛ない話をしたり笑い合うことで、心がすっきりし、残りの休校期間も頑張ろうと思えました。」

 「この前の登校では桜が咲いていた木々が、もうすっかりきれいな若葉の色に姿を変えていて、今年は桜をじっくり見ることができなかった物悲しさと同時に、時間の流れを早く感じました。」

 「振り返ってみると、コロナウイルスが中国で発見されたというニュースを見たのが4か月前くらいでしたが、あのころは遠い遠い世界で新しい病気が生まれたのだな、くらいに思っていました。感染症の勉強のために保健の授業で見た映画を思い出すと、実際には起こらないだろうという考えは甘かったと感じます。まさに今はあの映画と同じ状況であるからです。」

「梅雨に入ったところもあり、長野でも日差しが強い日々が続いています。季節は着々と準備していて、それを今年はあまり見られなかったことが少し残念です。」

 「例年とは異なる、先が見えない中での生活は楽ではありませんが、”いつもと同じ”ことに目を向け、ポジティブに生活してきたいです。」

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新緑の5月、桜並木も青々としています。

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