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清泉日記

201707.18

No255 「ウニ」の授業その2 中学生

ウニの授業は高校生向けなのですが、中学1年生もせっかくの機会なので観察の授業がありました。中高一貫だからこその実現です。

ビーカーに入った大人のウニの水中を動く様子、トゲの動き、歩行器官(感覚器官の働きもある)の管足を目で観察しました。

そして、そのウニから卵子と精子を出させるため、ウニに注射で「塩化アセチルコリン」を注射します。

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「かわいそう」「やめてあげて」と、心優しい生徒たちです。

教頭が、体に害がある薬品ではないこと、今までの授業のために注射したウニはまだ水槽で元気に生きていることを伝え、注射します。

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みんな集まってオスかメスか興味津々です。

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ムラサキウニはオス、メスが見た目ではわからないので、体内から卵子と精子のどちらが出てくるかもわかりません。1つ目はオスでした。卵子も見たいので、続けてチャレンジしましたが、今回は5匹全てオスで、残念ながら精子の放出しか見ることができませんでした。

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最後にプルテウス幼生を顕微鏡で観察して、時間がきました。

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貴重な観察をたくさんさせてくれた「ウニ」に感謝です。

今週末には、故郷の知多半島へかえします。

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