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清泉メッセージ

201606.24

No101「44名の長野清泉生、”清き”一票を」

IMG_senkyo8291.JPG今日は許しを得て、特別な「選挙講話」を致します。いよいよ、参議院選挙が公示されました。7月10日が投票日です。今回の選挙より、選挙権が18歳に引き下げられます。人数を数えてみましたが、皆さんの中では、高3生の44名の方が選挙権を獲得されるようです。
 
さて、44名の皆さん、是非とも、選挙権を行使されるように願っています。この国の歩みがどうなるのか、どこに向かうのか、それを皆で決めていくのです。議会制民主主義の根幹として、選挙があるのです。もう44名の皆さんのもとには、投票所入場券のハガキが届いているかもしれません。それを当日に持参して、投票するのです。もし当日、都合がつかない場合でも、期日前 (「きじつまえ」) 投票の制度がありますので、お覚えください。

今回の参議院選挙は、長野選挙区から1名を選ぶ選挙区選挙と、全国を1つの単位とした比例代表選挙と、都合2回投票します。後者の比例代表選挙は、政党名か候補者名かのいずれかを記載するもので、高3年には、すでに配って頂きましたが、総務省・文科省の冊子をよくご覧ください。

選挙に関わる具体的な行動については、国の法律である公職選挙法に加えて、高校生は校則の枠内で行う必要があります。44名の方は、いわゆる選挙運動を行うことができますが、学校の公な場において ―たとえばお昼の放送において― 選挙運動をすることはできないのは当然でしょう。私たちは皆さんが選挙に積極的に関わることには賛成ですが、校内での具体的な事柄は担任の先生にご相談ください。また、学校とは「政治的中立性」が求められていますので、学校全体で一つの政党や特定の候補者を応援することは致しません。また2013年よりネット選挙が解禁となり、満 18 歳以上の方であれば、ホームページ、LINEなどのウェブサイトを利用した選挙運動を行うことができますが、17歳以下の方はいかなる運動も禁止されています。ただ18歳以上の方も、学校内からの発信は禁止されているなど、学校のルールには従ってください。また、電子メールを利用する選挙運動は、候補者へのなりすましを防ぐために、法律で禁止されていますので、よく注意してください。

投票を呼び掛けている、国のポスターに出ている、広瀬すずさんは、高3生とのことです。実は彼女の誕生日は今週の日曜日、6月19日だったそうで、今、選挙権を獲得されたばかりだそうです。44名の皆さん、すずさんと一緒に、まさしく長野清泉生として “清き”一票を投じてください。これからも選挙に、全校で関心を持ち続けていきましょう。以上です。

(2016年6月24日、放送朝礼より。)

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