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校長講話

201901.26

校長講話_NO.116「節目(せつもく)」

 今朝は将棋界で大活躍の高校生、藤井聡太さんの使った言葉についてお話ししてみたいと思います。

 藤井総太さんは高校生で、まさに皆さんと同世代、彼の活躍に関心を持っている方も多いのではないかと思います。この前の日曜日に行われたトーナメントでも2連勝し、2月の準決勝に駒を進めたとニュースが報じていました。

 2017年の11月に、10か月と29日で50勝を達成し、その達成のスピードが大きな話題となりました。その時の記者会見で藤井さんが使った言葉を紹介します。当時、まだ中学生だった彼は、次の様に語りました。

 「通算50勝は一局一局積み重ねた結果で、節目(せつもく)の数字となりました。」

 これを聞いた時、その場にいた新聞記者の人たちは「節目(せつもく)」という言葉が理解できなかったと、作家であり古書店を営む出久根達郎は書いています。皆さん、「せつもく」の意味がわかりますか。出久根さん自身は「人生の節目(ふしめ)」などという「節目」を「せつもく」と読み間違えたのだろうと、最初思ったそうです。しかし、言葉を扱う作家ですから辞書を丁寧に調べてみると、「ふしめ」「せつもく」の二つの読み方があり、「正式には『せつもく』と読む。」とあったそうです。藤井さんは正しい読み方をしていたのでした。

 藤井さんは本をとても良く読むそうで、小学校4年生の時の愛読作家は、司馬遼太郎、沢木耕太郎、新田次郎とのことです。私は藤井さんには「将棋一筋」というイメージを持っていました。今回、人には様々な面があるという当たり前のことをあらためて感じると同時に、将棋に打ち込みながら沢山の本を読む藤井さんは魅力的な人だと思いました。もう一度、彼の語った言葉を読んで、今朝の私の話を終わりにします。

 「通算50勝は一局一局積み重ねた結果で、節目(せつもく)の数字となりました。」

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音楽室からの眺望(2019/1/25撮影)

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