お知らせ
News 校長講話
校長講話
202509.24
2025年9月11日校長講話
今日は9月11日です。
2001年の今日9月11日、4機の旅客機をハイジャックしたテロリストがアメリカを攻撃したという事件を皆さんは知っているでしょう。乗客を乗せたまま、2機はニューヨークにあるワールドトレードセンターのツインビルに、1機はワシントンDC近くにある国防総省の建物に激突しました。そして、4機目は、乗客がハイジャック犯たちから飛行機を取りもどそうとしている最中にペンシルベニアの野原に墜落しました。
旅客機を乗っ取り、その飛行機を、ミサイルのような兵器として使った攻撃ともいえると思います。
平和な日常がいっぺんに変わってしまいました。この攻撃で、亡くなった犠牲者を追悼する式典が今日も開かれることでしょう。愛する人を不条理にも失った人たちの心の傷は消えることはないでしょう。
このような出来事は、決して終ったわけではありません。空爆におびえる人々が世界中にいます。ガザ地区やウクライナのニュースだけを見てもわかります。
平和に暮らしたい、それは誰もが共通に持つ思いなのに、それを奪う暴力が存在します。どうしてなのでしょうか。
あまりに悲惨なできごとに、目を背けたい、考えたくないと思う人がいるかもしれません。でも、そうであってはいけないと思います。どうぞ皆さん、この現実を受け止め、苦しんでいる人へ思いを馳せ、平和について考えるようにしてください。
皆さんが平和をもたらす人となれるように今日もよく勉強してください。