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校長講話

202211.21

2022年⑤ 放送朝礼

 月曜日に21年前に起こったアメリカでの同時多発テロ事件について話しました。
今日もそれについて関係するお話をします。

 多くの乗客の乗っていた航空機をハイジャックして、その飛行機を使って目標に激突するというテロ行為を行ったのは、アラブ系やイスラム系のテロリストでした。

何の前触れもなく、攻撃を受けたので、アメリカでは、マスコミや人々は、攻撃直後から、1941年12月に大日本帝国が仕掛けた真珠湾攻撃に例えていました。

この9/11の攻撃でアメリカ国内では、アラブ系やイスラム系の人たちに対する恐怖や不安から、彼らは危険だから、彼らに対して、自由に移動をする権利を制限しようと考えたり、捕まえたり、どこかに収容しようと考える人たちも出てきました。テレビやラジオ、新聞などでもそのような声がたくさんありました。

 そのような空気があるなか、時の大統領であるブッシュ大統領はイスラム系のアメリカ人に対して、そのようなことはしてはならないと判断します。

実は、ブッシュ政権には、当時ノーマン・ミネタという運輸省長官がいました。彼には、子供のころ、真珠湾攻撃を受けたアメリカが、日系アメリカ人に対して、強制収容という政策を取り、家族とともに収容されていた経験がありました。

そのことをブッシュ大統領は以前彼から聞いていたことがありました。9月12日の閣僚の会議で、ブッシュ大統領は言ったのだそうです。「1942年にノーマンに起こったことは、この今のアメリカでは起こらない」と。

 私たちは恐怖心や不信感、不安や怒りなどからその影響を受けた判断をしがちです。でも、このブッシュ大統領の判断は、恐怖心や恐れ、また、怒りで満ちた人々の空気に流されず、信念を選び通したのだと思います。

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