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News 清泉日記
清泉日記
202511.11
高校1年生徒が「松代大本営」研究成果を発表!
この度、高校1年生の新谷花梨さんが、約4か月にわたる個人探究活動の成果として、お父様の協力の下、太平洋戦争末期に長野市松代地区などで進められた旧日本軍の地下壕建設に関する研究成果を市内で発表しました。
この研究では松代大本営建設の目的が、当初の「国の中枢機能の避難」から、沖縄戦終結後は米軍を迎撃するための「最終決戦計画」へと変容したと指摘しています。
さらに、工事が松代地区だけでなく、高射砲陣地の計画地など長野盆地全域で進められていた実態を重視し、これらの施設全体を「長野大本営」とみることが適切であると提唱しました。
発表会に参加した住民や専門家からは高い評価を受けました。新谷さんは研究の意義について、「若い世代は戦争について教科書でしか知らない。二度と戦争を起さないために、歴史を学ぶことの大切さを学んだ」と述べました。
本校では、生徒が自らテーマを見つけ、深く探究する学びを支援しています。
