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校長講話

202007.13

校長講話_NO.150「東京都知事選挙について」

新型コロナウイルスの感染の終息が見通せない中、この前の日曜日に東京で都知事選挙が行われました。今朝は都知事選挙について感じたこと、特に投票率についてお話ししたいと思います。

今回の選挙はコロナウイルスの出来事の中で行われましたので、候補者の方々も、また有権者の方々もいつもの選挙とは異なり、選挙活動をすること、投票に行くということも大変であったに違いありません。今回の都知事選の投票率は55%で前回の都知事選よりも4.73ポイント下回ったとのことです。感染対策、感染リスクのことを考えますと投票率が前回よりも下がってしまったということは理解できないことではありません。ただし、前回、2016年の都知事選の投票率は59.73%、その前の2014年の都知事選は46.14%でした。これらの数字は決して「高い」とは言えません。むしろ「低い」のではないかと私は思います。

日本の選挙の投票率は世界の先進国の中でも「低い」ということが言われています。例えば3年前の2017年には衆議院選挙が行われました。衆議院選挙は様々な選挙の中でも「日本という国のあり方」に直接結びつく重要な選挙です。2017年の衆議院選挙の投票率は53.68 %でした。この時は18歳以上の方が選挙権を得ましたが、18歳の投票率は51.2%19歳の投票率は42.3%でした。

この2017年にはたまたまヨーロッパの国々で大きな選挙が行われました。その投票率を紹介しますと、5月に行われたフランスの大統領選は74.6%6月のイギリス総選挙は68.7%9月のドイツの連邦議会選挙は76.2%でした。繰り返しになりますが、日本の衆議院選挙の投票率は53.68%で、フランス、ドイツの大きな選挙と比べると20ポイント以上の開きがあります。

民主主義では国のあり方を決める手段の最も重要なものは言うまでもなく選挙です。例えば、選挙に行かない理由として、「政治に関心がない。」という声があります。

しかし、「政治に関心がない」としても、「自分の生活」に関心がないということはないでしょう。また、自分の子どもが将来どういう世の中を生きていくかにはきっと関心があるはずです。あるいは、日本という国で弱い立場にある人がどう扱われるかには多くの人が関心を持っていると思います。

「政治に関心がない」ということを理由に選挙に行かないことは、日本に暮らす人々にとって大きなマイナスです。今年の秋には総選挙が、という声も聞こえてきます。もし、この秋選挙が行われるとしたら皆さんはどういう行動を取りますか。自分の問題として是非考えてみましょう。

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コロナ収束を願って中学1年生が作った「アマビエ」

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