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清泉日記
202505.23
5月23日 感謝祭・聖母奉献式
5月23日(金)感謝祭・聖母奉献式が行われました。
長野清泉女学院では、カトリックのミッションスクールとして、感謝祭・聖母奉献式を毎年行っています。
本校は、聖心侍女修道会を設立母体としています。修道会は、スペインのコルドバに近いペトロ・アバド村で誕生したラファエラ・マリア・ポラスとピラール・マリア・ポラス姉妹によって始められました。創立者姉妹は、聖体のうちに現存するイエス・キリストへの礼拝と福音を伝える教育活動を行い、修道会は世界各地に広がっていきました。神の愛に徹底して生きるように招かれた修道女たちのグループは、1887 年 1 月 29 日にスペインのマドリッドでカトリック教会に認可されました。
感 謝 祭
本校の創立者である聖ラファエラ・マリアは、イエス・キリストを模範として生涯を徹底的に神の愛に委ね、神の意志に従って生きた人として 1977 年にカトリック教会から「聖人」の称号が与えられました。修道会と学校、またミサに集う一人ひとりは 5 月18 日を創立記念日としてミサの中で祝います。ミサの中でわたしたちは神の愛に支えられていることを確認し、創立者をはじめ身近な方々への感謝の心を表します。
聖母奉献式
カトリック教会は、5 月を聖母マリアに捧げられた月として記念します。
聖母マリアはイエス・キリストの母であり、すべての出来事を信仰のまなざしで眺め、思いめぐらしながら神の働きを見出しました。そのため約 2000 年間、人々から信仰者の母として慕われてきました。聖母マリアの信仰にならい、それぞれ準備してきた実行と祈りを代表者が一輪の花に託して奉納します。
奉納とは、自分の一番大切なものを捧げることです。イエス・キリストがご自分の体と血をパンとぶどう酒の形で残し、ご自分の命を人類に捧げられたように、私たち一人ひとりもそれぞれの思いと祈りを神である父に捧げます。
生徒たちは、この行事を通して聖母マリア様と聖ラファエラ・マリア様を思い起こし、 愛を持って他者に接することができるよう、日々の生活に感謝しながら過ごしています。