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News 校長講話

校長講話

202504.25

2025年4月24日㈭

教皇フランシスコが21日、ご逝去されました。
そのニュースが届いたときに、驚きました。悲しい知らせが信じがたいことでした。
教皇様は2月に肺炎で体調を崩されて、しばらく入院し、深刻な状況も乗り越え、退院されたというニュースを聞いたばかりでした。
復活祭には、公の場にも姿を見せていました。亡くなる前日のことでした。

教皇様はカトリック教会の指導者として、教会を導いただけではありません。宗教を超えて、私たちのために、全世界の人々のために、生涯をささげました。

教皇様がお亡くなりになったことについて、生徒が私に話しかけてくれました。気持ちを聞かれたので、驚いたこと、そして、悲しいということを伝えました。その生徒はお祈りしますと言ってくれました。うれしく思いました。

私たちは、教皇様に会ったことはなくても、皆さんのために彼は祈っていました。彼の言葉の中にそれはいつもありました。そして、また、教皇様は皆さんからも教皇様自身のために祈ってくださいということを、生前、様々な場で、言っていました。知っていたでしょうか。

私たちはこの世に生まれてから、この人生の旅は、実は、死に向かっている道であるということもできるでしょう。死を究極の悪の持つ力と見ることもできるでしょう。

しかし、キリストは、2000年前に、ご復活によって、私たちが、死さえも打ち勝つことができることを示してくださいました。復活祭はそのことを祝うものです。

フランシスコ教皇もまた天国の神のみもとで、そのことを証ししてくださることでしょう。

皆さんのなかにも、死によって、愛する人を失い、悲しい思いをしている人がいると思います。でも、私たちの命は、決して死で終わるものではない、永遠の命があることを信じたいと思います。

ステイプルズ先生、町田先生、安樂先生が、職員室にある教皇様の写真を聖堂に移してくれました。教皇様のために祈りたい、また、皆さんの愛する人のために祈りたいと思ったら、ぜひ、聖堂に行って、お祈りしてください。

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