長野清泉女学院中学・高等学校 | ひとり一人、花を咲かせる6年間

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校長講話

校長講話_NO.132「4つのトランク」

2019年08月01日

 今朝は、本校の歴史にまつわる話をします。

 先日、家庭科の岡田先生と鈴木先生から大変興味深いことをお聞きしました。家庭科室には、ずっと昔から、多分、70年以上も前から大切に受け継がれているものがあるというのです。一つは、とても古い小型のトランクで、もう一つはスペインの刺繍のデザインや運針の方法の記された文書、刺繍の型紙などです。

 今朝は、トランクのことをお話しします。実はこの年代物のトランクは家庭科室に2つ、事務室に2つありました。事務室ではなんと、現役の書類箱として今なお使われていました。今は校長室にあります。興味のある方は見に来て下さい。

 トランクは年代物で今ではまず目にすることのない非常に古い型のものです。日本の清泉は1934年、昭和9年にローマから4人のシスター方が日本に到着した時からその歴史が始まります。この4つのトランクはその時にシスター方が持ってきたものではないのか、そんな想像も膨らみます。昨日、お隣の修道院のシスター堀にトランクを見てもらいました。シスターがおっしゃるには、定かなことは分からないが、戦後、本校の創立時に使われていたものではないかとのことです。

 長野清泉女学院中学・高等学校の前身である清泉寮学院は1946年、昭和21年、つまり、太平洋戦争が終わった翌年に設立されました。もちろん、新しい校舎などあるはずもなく、清泉は色々なかたの助けによって旧日本陸軍の司令部の建物を得、校舎として使い始めました。シスター堀は、これらのトランクは旧陸軍から譲り受けたものではないかと推測なさいました。

 今の段階では、トランクがどのようないきさつで本校で使われるようになったかは謎です。しかし、私たちの学校の創立当時に使われていたことは間違いがないように思います。

 次回は、もう一つ大切に保存されてきた「スペインの刺繍」についてお話ししたいと思います。

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(校長室にて 7月31日撮影)

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