長野清泉女学院中学・高等学校 | ひとり一人、花を咲かせる6年間

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校長講話

校長講話_NO.130「沖縄 慰霊の日」

2019年07月10日

 623日、期末テストの前日は、「沖縄 慰霊の日」でした。「慰霊」は「霊を慰める」と書きます。慰霊の日は、74年前、1945623日に、沖縄で旧日本軍が組織的な戦闘を終えたとされていることから、この日に制定されました。その年の8月には広島と長崎に原爆が投下されました。これから述べることは、私個人の考えであり、それを皆さんに押し付けるつもりは毛頭ありません。是非、皆さん一人一人が自分なりに考えてほしいと願っています。

 戦後、74年が経とうとしていますが、皆さんもよく知っているように沖縄は今なお、様々な問題を抱えています。抱えさせられている、と言ってもいいかもしれません。日本にあるアメリカの専用施設の実に約70%が沖縄に集中しています。また、2月にはアメリカ軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票が初めて行われました。「反対」は投票した人の7割に達しましたが、移設工事は今なお進められ、辺野古沿岸部には土砂が投入され続けています。「政府はもっと丁寧に対応してほしい。」と訴える人がいても当然だと思います。

諏訪市出身の報道写真家、石川文洋さんは慰霊の日の23日に沖縄県の基地問題を考える集会を茅野市で開き、参加者に「沖縄の問題をわが事のように考えてほしい」と語りかけました。

 昨年は追悼式で中学3年生の相良(さがら)倫子(りんこ)さんが「生きる」という詩を朗読しました。今年は小学校6年生の山内玲奈さんが「本当の幸せ」という詩を読みました。新聞の記事をご覧になった方も多いかと思いますが、図書館前に掲示して頂きましたので、是非読んでみて下さい。その一節をお読みします。

平成時代/私はこの世に生まれた/青くきれいな海/緑あふれる大地/青く澄みわたる空しか知らない私/海や大地や空が七十四年前/何を見て/何を聞き/何を思ったのか/知らない世代が増えている/体験したことはなくとも/戦争の悲さんさを/決して繰り返してはいけないことを/伝え継いでいくことは/今に生きる私たちの使命だ/二度と悲しい涙を流さないために/この島がこの国がこの世界が/幸せであるように

 私たちは当然ながら、一つの事だけやっていることは出来ません。テスト勉強、清泉祭の準備、各自の習い事、お家の手伝い、本当にやることは沢山あります。そうした中で、社会の動きに目を向け続けてくこともやるべき本当に大切なことの一つだと私は思っています。

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紫陽花(2019/7/1 本校前の公園にて撮影)

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