長野清泉女学院中学・高等学校 | ひとり一人、花を咲かせる6年間

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校長講話

校長講話_109「合唱コンクールで考えたこと(続)」

2018年09月22日

 今朝も先週に続いて、合唱コンクールで皆さんの歌に耳を傾けながら考えたことをお話ししたいと思います。

 一つの歌を完成させるまでには、色々なことがあったはずです。私も、クラスを受けもっていた時に、合唱の係の生徒から度々嘆きを聞きました。曰く、「練習の集まりが悪い。」、「係りの気持ちをわかってくれない。」など、など。彼女たちのぷんぷんとした表情を今でも覚えています。多分、このような嘆きは今年も学校のあちこちで発せられたことだろうと、想像します。

 私も、偉そうなことは言えませんが、一つだけ心に留めておいた方が良いと思うことがあるので、今朝はそのことをお伝えしたいと思います。

 それは、「一人、一人、大切にしているものが違う。」という、ごく当たり前の事実です。合唱の練習を例にとれば、ある人はクラスの皆で一緒に練習することをとても大事なことだと考えている。けれども、ある人は自分の習い事を何よりも大切にしているかもしれない。またある人は自分の将来の夢の実現のために勉強時間を確保することを最優先に考えているかもしれません。

 そういう人たちが、自分の時間を割き、集まって、何かを、例えば合唱を作り上げていくというのは本当に大変なことだと思うのです。ただ、その大変なことをしていく時に、「お互いに大切にしているものは違う。」ということをいつも心のどこかに置いておけたらと思うのです。そして、大切にしているものがそれぞれに違う人たちが共に集い、協力して、一つのもの、合唱を作り上げるということに、何かとても大きな意味があるように思います。

 皆さんの歌には実に様々なドラマが隠し味となっているのだろうなということを思いながら、合唱を楽しんで聞かせてもらいました。

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