長野清泉女学院中学・高等学校 | ひとり一人、花を咲かせる6年間

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校長講話

校長講話_100「茶摘み」

2018年05月14日

 今朝は季節にまつわるお話をします。皆さんは「茶摘み」という歌を聞いたことがあるでしょう。「夏も近づく 八十八夜」で始まる歌です。53日の信濃毎日新聞には、下伊那郡天龍村の茶摘みの風景が紹介されていました。茶畑の持ち主の方と、親戚や友人11人で「茶摘み」の歌を唄いながら作業を開始したそうです。4日間かけて800キロの収穫を見込んでいると記事に書かれていました。

 さて、「夏も近づく八十八夜」の八十八夜の意味を知っていますか。知っている人はその場で手を挙げて下さい。八十八夜というのは、立春、今年は24日でしたが、立春から数えて八十八日目ということです。今年は52日でした。先ほど紹介した天龍村の方々も52日に茶摘みを始めました。3日後の55日が立夏で、暦の上で今は夏です。

「八十八夜の別れ霜」という言葉を別の新聞で知りました。立春から八十八日経つと農作物に被害を与える霜も降らなくなるという意味です。しかし、長野県は八十八日が過ぎても遅霜の恐れがあるので、「遅霜に気をつけろ」ということを表す「九十九夜の泣き霜」という言葉があるとのことです。「八十八夜の別れ霜」、「九十九夜の泣き霜」という味わいのある言葉を作って、昔から人々は作物を大切に育ててきたのです。

「夏も近づく八十八夜」の後には、「野にも山にも若葉が茂る」と続きます。「若葉」は「紅葉」と比べると人気の点でやや分が悪いように思いますが、新緑に覆われた山々はずっと見ていたい輝きに満ちています。今の季節、若葉の美しさを充分に味わいましょう。

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