長野清泉女学院中学・高等学校 | ひとり一人、花を咲かせる6年間

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清泉メッセージ

No113「船頭多くして船山に上る」

2016年11月10日

11301.JPG昨日からトランプショックが世界、日本、そして我が校内を駆けめぐっています。アメリカ合衆国の国民はドナルド・トランプ氏を大統領つまりアメリカという船の船長、日本流で言うと船頭として選びました。彼が今後どんな方向に舵を切るのか、それによって世界は日本はどうなっていくのか、とても気になるところですが。始まる前に心配しすぎても仕方がありません。

「船頭多くして船山に上る」ということわざがあります。指示する人が多いと船は見当はずれの方向に進んでしまうと言うような意味です。最終的に判断する「船頭」の責任の重さを意味するとも考えられます。

先日2011年の東日本大震災の津波で児童と職員計84人が死亡・行方不明となった宮城県石巻市の大川小学校の避難行動を巡る裁判の判決が下されました。裁判についてはここでは触れませんが、小学校の大半の児童の死という重すぎる事実を考えれば、結果的には選択された避難行動は誤っていたことになります。先生の責任が問えるかが争われています。教師として私は、ニュースの映像で訴えた遺族の持つ「先生の言うことを聞いていたのに」という横断幕を見て衝撃を受けました。

皆さんもこれからいろいろな場面で、いろいろな大きさの船の「船頭」になることと思います。その時に誤った方向に導かないよう、判断力を学校で家庭で社会で学んでいってください。そしてその判断が結果的にも正しいものであってほしいと思います。選挙での一人の投票行動というものももちろんその一つです。

(11月10日、放送朝礼より。写真と本文とは関係がありません。)

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